4日、埼玉県の荒川第二・第三調節池整備事業の視察を行いました。この事業は、荒川が豪雨に襲われた場合、洪水による大被害とならないよう備えておくもので、私が国交大臣時代に推進。2018年の着工、13年かけて2030年度(令和12年度)完成をめざしています。
荒川は文字のとおり、荒ぶる川。2019年10月の東日本豪雨では、危険的状況となりましたが、完成していた第一調節池(3900万㎥)のおかげで守られました。この日、第二・第三調節池事業の進捗状況を視察しましたが、IT、ドローンなどの最先端技術を使って、予定通り事業が進展していました。これができると第二調節池で約3900万㎥、第三調節池で1300万㎥の調節ができます。また、その間でも、3年後に第二調節池の一部の1200万㎥が先行して使えるようになります。地元の足立区、北区、そして葛飾区、江戸川区の区長の方々とともに、視察をいたしました。工事の安全と完成を心より祈ります。
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