3連休となった6、7、8日――地元では成人を祝う「ニ十歳のつどい」や町会などの新年会が行われ出席しました。
今年の成人(18歳)は、2005年生まれの106万人。2005年は日本の人口が初めて自然減になった年。今年が「2024年問題」と言われる本格的「人手不足」時代幕開けの年であるだけに、人口減少社会の象徴的世代となります。東京北区の式典は20歳が集う「ニ十歳のつどい」となりました。新成人3061名、そのうち約2割の606名が外国人。懇談をしましたが、今後「介護士になる」「外国系企業に行きたい」などそれぞれが目標を持っていること、親への感謝の言葉が印象的でした。会合に来ていない人へも思いを馳せました。人生100年時代ーーおそらく2100年を見ることができる世代となります。予想もつかないその時代、30年後すら予測できない時代に生きる若者は、「社会は応用問題ばかり。前向きの意思を持ちつつ柔軟に対応する創造的な対応力」がますます重要になってくると思います。安全で安心な明るい勢いのある国を、若者に届けたい。
新しい年を迎えました。今年は特に重要な年です。デフレ脱却の正念場、政治の混迷をどう脱するか、世界の戦乱の収束と米大統領選などの動向――2024年の問題は今後の分岐点となるものばかりであり、「日本の明日」のために、政治家の「決死の覚悟」が不可欠です。
今年11月、公明党は結党60周年を迎えます。党創立者の「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との立党精神の実践が今こそ重要です。政治は徹底したリアリズム(現実主義)、刻々と変化する状況に対する臨機応変の自在の知恵であり、空中戦ではなく現場の「政治は結果」の格闘です。政治家は情報氾濫のなか、権力の魔性とポピュリズムへの誘惑にどう耐えるかが試されており、そのためにも大衆の現場に常に身を置くことを肝に銘じなくてはなりません。
昨年は多くの方々に大変お世話になりました。重要な今年、「一段と決意新たに」の気持ちでがんばります。本年が皆様にとって、良き1年でありますように、心よりお祈り申し上げます。
全国各地で初雪や大雪となった16日、17日の土日。東京では風が強かったものの晴天――。地元では東京都城北少年野球大会の決勝戦・ 表彰式、東京北リトルシニア卒団式等の野球大会、介護施設での地域交流会、商店街青年部の忘年会など多くの行事が行われました。
北リトルシニアの卒団式で、私は「勝つことも大事だが、負けない自分を作ることがもっと大事。中学3年間、嬉しいことも悔しいこともいっぱいあったと思うが、負けない自分を作る大きな礎を築いたと思う。高校に行っても前向きに頑張りましょう」と述べました。役員、監督・コーチ、保護者の方々への感謝の言葉が卒団する選手からも述べられました。
師走の諸行事で、多くの方と懇談しました。
11月1日、都内で「中国帰国者・日中友好の会」が主催する「日中平和友好条約締結45周年記念イベント」に出席しました。中国で生まれ育った中国残留孤児の方々は、日本へ帰国後も大変苦労され、15年前に中国帰国者支援給付制度を自民、公明両党でつくりました。その後も様々な課題を抱えて頑張ってきている方々です。私は「今も大きな課題があるが、連携を取り励ましあって課題解決に頑張りたい」と挨拶をしました。明るい会合となりました。
28日には、熊本県の天草に行き、「天草未来大橋開通記念公明フォーラム2023」に出席、講演を行いました。天草は景色は絶景、「見るもの、食べ物、買い物」の揃ったすばらしい地域。しかし島々をつなぐ道路渋滞が最大の悩み。この10年、私を始めとする公明党の国土交通大臣と地元の県会・市会議員、各首長さんとの連携で急速度に道路整備が進みました。この2月には念願の「天草未来大橋」が開通、一気に渋滞解消となりました。この日の会合は喜びが溢れる集いとなり、こちらも大変うれしくなりました。地元の皆様の熱意の賜物です。ありがとうございます。