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猛暑となった724日、東京北区の赤羽台に新設されたURの団地・住宅のミュージアム(URまちとくらしのミュージアム)を訪問。100年前の関東大震災後に建設された同潤会代官山アパートや戦後のDK (ダイニングキッチン)スタイルを普及させた蓮根団地(S32)の復元、昭和30年前後の都市の不燃化と高層化の模様(晴海高層アパートのエレベーター)など、団地の歴史と間取りなどが一目でわかる展示を見ることができました。団地の歴史、住宅の変遷、キッチンやバス・トイレの変化など、懐かしさとともに時代の変化を感じ、感慨ひとしおでした。

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この画期的な団地のミュージアムのある赤羽台団地。昭和37年に入居開始となり、当時は東京23区内最大の団地でした。その生活ぶりを知りたいと、アーノルド・トインビーが視察に来たこともあるほど有名。この20年で建て替え・高層化が完了、現在はヌーヴェル赤羽台と言われます。大変貴重な視察ができました。これには、大松あきら都議会議員、須藤あきお北区議会議員が同行しました。 

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20年ぶりの新紙幣――73日、10,000円札「渋沢栄一」ゆかりの東京北区飛鳥山でくす玉を割る記念セレモニーが行われました。場所は飛鳥山公園内にある国重要文化財「青淵文庫」前のグリーンの庭。夏の暑い日差しとなりましたが、山田加奈子区長や国会・区議会関係者、渋沢家関係者、地元の各団体や町会・自治会代表ら多数が参加。くす玉割りは地元の幼稚園児が行い、盛り上がりました。

ここ飛鳥山公園は、渋沢栄一が61歳から91歳の最後まで30年過ごした地。人生で最も長く住んだところです。また近くには国立印刷局東京工場もあります。地元としても祝賀の日となりました。私も配られた小さな小さなくす玉を一緒に割りました。


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本当に暑い日となった28日(日)――。地元では久しぶりに本格開催となった赤羽馬鹿祭り、飛鳥山公園では津軽すこっぷ三味線演奏などの諸行事が盛大に行われました。

赤羽は550年前、太田道灌ゆかりの地であり、今は東京の北の玄関口。庶民の街として賑わいを見せています。コロナ禍をくぐり抜け、伝統の赤羽馬鹿祭りが、今年は大変多くの人が集い、パレードが行われ盛り上がりました。

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飛鳥山公園は、徳川吉宗以来の桜の名所ですが、渋沢栄一が最も長く住んだ所でもあります。今年の7月3日から、渋沢栄一が10,000円札で登場します。その祝賀を込めての「津軽すこっぷ三味線」演奏。軽快なバチさばきが響き渡りました。

いずれも野外。本当に暑い日でしたが、多くの人と懇談しました。 


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331日、桜はまだまだでしたが、各地域で「桜まつり」が行われ、多くの人が集いました。強い日差しで、東京の3月の観測史上最高の28.1度にもなり、北区飛鳥山の「さくらSAKASOまつり」では、かき氷が人気を集めるほどでした。浮間舟渡駅近くでは「舟渡桜まつり」が盛大に行われ、様々な催しが披露されました。

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昨年はまだ、コロナ禍の中にありましたが、今年の人出は凄いものがありました。多くの人と懇談ができ、近況を語り合いました。互いに「変わりませんね」といっても、健康の話が多くなります。有意義な「桜まつり」となりました。


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タイムライン防災を更に広く、更に深く――。タイムライン防災・全国ネットワーク国民会議が主催する10周年記念シンポジウムが1月30日、都内で開催され、開会挨拶をしました。

タイムライン防災が日本で始まったのが2013年。前年に米国のハリケーンサンディー高潮災害の調査を国交省、河田惠昭関大特任教授、松尾一郎東大客員教授らが実施、その報告を当時、国交大臣であった私が、「日本でもやろう」と多くの方々の協力を得てスタートさせたもの。この日、全国の25の市町村の代表が参加し、現状と課題を討議、報告をしました。「大事なことは、住民の防災意識をどう高めるか」「日ごろからの避難訓練を強化している」など、市町村長から生々しい意見が寄せられ、極めて有意義な会議となりました。

現在は、全国の109の1級河川をはじめ、中小河川でもタイムラインができています。周辺市町村との連携、公共施設・企業・福祉施設・交通機関等との協力体制の確立、住民への徹底など、更に広く、更に深く展開することが大事です。今後、気候変動も激しく、防災を担う行政の人も組織も人口減少過疎化のなかで難しくなることを考えると、より専門的に深化させることが不可欠です。

また地元の足立区でも1月22日、荒川の水害対策のため「熊本県人吉市長による講演及びパネルディスカッション」が大変多くの参加者のなか開催され、参加しました。能登半島地震の今、更に防災・減災に力を入れます。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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