5日、「改正動物愛護管理法を考えるシンポジウム2023」が開催され、挨拶をしました。「公益財団法人動物環境・福祉協会Eva(杉本彩代表理事)」をはじめ、熱心に取り組んでいる諸団体や学識関係者、国会議員が多数集い意見交換をしました。4年前の2019年の改正で、動物虐待に対する大幅な罰則強化、マイクロチップの装着義務等の大きな改正が行われましたが、まだまだ「動物愛護」への法改正や運用改善の推進が不可欠。この日のシンポジウムでも、「緊急一時保護の必要性」「移動販売の禁止」「10億頭の産業動物のアニマルウェルフェアを守るために必要な新たな条項」など現場からの切実な意見が述べられました。私はこの2~3年も、直接現場からの深刻な声を聞いており、連携をさらにとって「改正」に努力していくことを述べました。
8月最後の1週間、各地に赴き会合に出席しました。26日は栃木県で宇都宮のLRT開業式典と公明党OB議員の大光会の集い、27日は金沢に行き公明党石川・福井・富山北陸3県合同夏季議員研修会と石川県大光会総会に出席、31日は大分県全県から集っての公明党国政報告会と大光会に出席しました。いずれも勢いのある会合となり、多くの方と有意義な懇談をすることができました。
「地域をどう活性化するか」「人口減少、人手不足にどう対応するか」「公明党議員のフットワークとネットワークで結果を出す日々の活動」などを語り、またそれぞれの要望も多くいただきました。互いに意見交換するなかで、思考が回転して決意し合ったと思います。それにしても今年の夏は暑かった。
念願の宇都宮のLRTが開業――。26日、宇都宮芳賀ライトレール線の開業式が行われました。これは次世代型路面電車(LRT)によって、JR宇都宮駅東口と芳賀町の14.6キロを44分で結ぶもの。全線新設は全国で初めて。式典には、福田富一知事、佐藤栄一市長などの行政関係者、地元の衆参の国会議員、県会・市議会議員代表、経済界代表等が出席。公明党から輿水恵一衆議院議員、地元の県市議会議員が出席しました。
構想から実に30年、特に10年前、私が国土交通大臣の時に現在の知事・市長さんから直接要望を受けてから、着実に事業が進み、言葉に尽くせない苦労を地元の方たちがしてきただけに、喜びが爆発しました。また全国から"撮り鉄"も集合、大変な盛り上がりでした。宇都宮駅と郊外の工業団地を結ぶ道が渋滞で動かない状況だっただけに、これで解決が見込まれ、合わせて新たなまちづくりが始まります。宇都宮市の新たな発展に向かってのスタートの日となりました。
8日、公明党の議員経験者で構成される「大光会」の北海道研修会が札幌市内で開催され、出席しました。北海道は広いこともあり、気候不順も重なって、札幌周辺の参加となりましたが、遠距離にもかかわらず参加した方もおり感動しました。4月には統一地方選もあり、それぞれの地域で良い働きをしている状況の報告が相次ぎました。また今年、大光会に新しく入った方々も多く参加し、新しい気持ちで地域活動に頑張る決意が述べられました。私は、議員の経験を生かし、「大衆とともに語り 大衆とともに戦い 大衆の中に死んでいく」の立党精神は生涯のものであることを互いに誓い、励まし合い、身体に気をつけて頑張っていこうと呼びかけました。「共戦の友」との良い語らいの集いとなったと思います。