22日、第196回通常国会が始まりました。会期は150日間、6月20日までとなります。まず前半は平成29年度補正予算案と来年度予算案の早期成立。そして後半は重要法案の成立と迅速な執行に全力を挙げ、「経済再生」「働き方改革」「全世代型社会保障」を確立していくことです。党として衆参両議員総会でスタートしました。また、安倍総理にも挨拶をしました。
補正予算では、昨年相次いだ豪雨災害を踏まえた中小河川などの防災・減災対策が強化され、さらに地方自治体のインフラ老朽化対策が拡充されます。
来年度予算案は、景気・経済と子育て支援・教育支援・高齢者支援の社会保障の充実に力を注ぎます。事業承継税制などの税制改革をはじめ、返済不要の「給付型奨学金」を本格実施するための費用、働き方改革として長時間労働の是正や、非正規雇用の待遇改善に向けた「同一労働同一賃金」を推進する法案、被災者支援の「二重ローン対策」「無料法律相談」の延長などが盛り込まれました。公明党の主張が強く反映しています。
今年は明治150年、平成30年という大きな節目。日本は人口減少・少子高齢社会、急速に進むAI(人工知能)やIoTやバイオテクノロジー(BT)時代の2つの大きな構造変化を迎えています。これに備えてダッシュをする年です。また、全世代型社会保障が政治のメインテーマです。立党以来これを貫いてきた公明党がど真ん中に立って頑張ります。
15日、千葉市で行われた党千葉県本部(富田茂之代表)の「新春の集い」に出席。これには森田健作県知事をはじめとする全県の市町村長、自民党の櫻田義孝連合会長、齋藤健農水相などの国会議員、県会議員、市町村会議員、各界の代表など多数の方々が出席、大変盛大でした。
私は、「公明党は太陽の党、旭日・千葉はその牽引力だ」「公明党は『日本の柱・公明党』『大衆福祉の公明党』を掲げ立党した。今、政治のメインテーマが全世代型社会保障となっている。公明党はさらに子育て支援、教育支援、高齢者支援に頑張っていく。全ての人に太陽が平等に注ぐように、希望を与え、未来を照らすエンジンとなる」などと挨拶をしました。最後まで多くの方々と名刺を交換、懇談しました。勢いのある「新春の集い」となりました。
8日の成人の日、地元北区、豊島区の成人の日記念式典に出席、また記念の街頭演説を行いました。
今年の新成人は1997(平成9)年生まれで、全国で123万人で昨年と横ばい。地元北区では3061名、そのうち外国人が616名、豊島区では3144名、外国人が1206名と外国人
が増えてきております。地域性とはいえ大きな様変わりです。この日、各会場では背広や着物姿でとても華やかでした。
豊島区の式典や街頭で私は、「2018年の18の字を横に倒すと『マイナス』と『無限大』になる。過去は変えることはできないが、今と未来は変えることができる。未来をマイナスではなく、無限大の可能性に向けて頑張ろう」「人生100年時代を迎える。みなさんは2100年の日本を見ることができる世代でもある。これからの社会の変化は激しい。大事なのは強く生き抜く力であり、人間力である」「今、私たちは働き方改革と子育て支援と教育支援をしっかりバックアップし、合わせて経済成長を果たすとの戦略を立て、政治のかじ取りをしている」などと訴えました。
この日も多くの新成人の皆さんと懇談しましたが、「公明党は若者支援党」でさらに頑張ります。