必要以上に「悪いのは私のせい」と自罰的、自責的であった日本が、いつの頃からか、「悪いのは私じゃない」と攻撃的、他罰的に変わってしまった。
モンスターペアレント、モンスターペイシェント、クレーマー、新型うつ、「前世が悪い」のスピリチュアル・ブーム。
先生と呼ばれる者は萎縮し、組織は保身に走る。どうやって経験を積み上げたり、鍛えたり、人間自身を強くするかわからない。
訴訟もふえる。うつ病なのに自責感に乏しく、他罰的で、何かと会社とトラブルを起こす社員。メール、ネット社会はそれに輪をかける。犯人探し、責任転嫁。社会が厳しく、閉塞感が漂い、点数・成果主義が浸透している今、「他罰的でシンプルで、歯切れよくて威勢がいい」がウケる時代となってしまっている。
それが○○バッシングとして噴出し、しかもそれが不平等感、不本意感にもとづく「いびつな小さな正義感」として発散される。他人にだけ道徳的であることを求める人々が激増する。
太田あきひろです。
ミッキー安川さんが亡くなられ、急なことで衝撃を受けました。黙々と現場で、一生懸命やっている人を応援するとても温かい人、ピシッと筋を通す人で、私もずい分激励をいただきました。番組にも何度も出させてもらい、また公明新聞で対談するなど、庶民や弱い者の味方として戦う公明党に期待を寄せていただきました。さびしい思いです。
今年に入って溝上恵東大名誉教授も亡くなりました。地震学者で、政府の中央防災会議の委員を務めるなど地震予知観測の中心者でした。
学生時代、耐震工学を専攻し地震対策に働いてきた私は、溝上先生と何度も話し合ってきただけに残念です。地震対策に更に力を入れなければと決意するものです。
太田あきひろです。
成人の日。全国で127万人の新成人、3年連続で過去最も少ない新成人です。昨年、3000人を切った北区でも、今年は2791人となりました。
成人式にも出席、例年以上に落ち着いた式典でした。足立区や北区の街頭でも演説しましたが、青年が元気でなければ未来の日本はない。大事なのは、いい仕事を青年に提供すること、雇用です。ジョブカフェ、若者支援センターをはじめ、公明党は徹底して支援してきました。
景気回復も不可欠、アジアの内需を取り込む成長戦略ももっと鋭角的に推進しなければなりません。
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