原油高騰が大きな問題となり、中小企業や家計に大きな打撃を与えています。
これはアメリカのサブ・プライムローン問題に始まり、投機マネーが原油価格を押し上げているものですが、生活にかかわるだけにこのまま放置はできません。
私は11月12日、首相官邸における政府与党連絡会でも対応を強く求めてきました。
また現場に飛んで実状を調査したり、経済産業省や農林水産省、国土交通省、公正取引委員会にも要請を続けてきました。
昨日も党として町村官房長官を訪ね、原油高騰によってガソリンや灯油などの小売価格が最高値を更新し続け、国民生活や産業に深刻な影響をおよぼしていることを指摘し、「早急に対策を打たねばならない」と訴えました。
具体的には、一般消費者への支援に全力を挙げることを強調し、「寒冷地へ地域政策補助金」「高速料金の引き下げ検討」「運送業に別立て運賃設定」「バイオ燃料推進への税制措置」などを急ぐよう求めました。
今日、私は岩手県の公明党政経セミナーに行きますが、生々しい声を聞いて、安心して灯油を購入できるよう、私の考えを発表することにしています。
プロフィール
太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。
93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。
現在、党常任顧問。