赤羽街頭1121①.jpg11月21日、衆議院が解散しました。ただちに地元で街頭演説を行うなど、動きました。全力で走り抜きます。

この衆院選の焦点は何か。それは自公連立政権の2年間はどうだったのか。これからやるべきことは何か、それを誰がやるか、ということだと思います。

安倍政権は発足以来、「景気・経済の再生」「被災地の復興加速」「防災・減災をはじめとする危機管理」を3本柱にしてきました。アベノミクスは、「景気・経済の再生」の経済政策として位置付けられます。そして、その成果は確実に上がっています。円高・デフレでドン底にあった経済は、政権交代により株価は倍増し、有効求人倍率は22年振りの高水準となるなど、蔓延していた"心のデフレ"は克服できました。少なくとも、この2年間でマイナスをゼロ+αに押し返したと言えます。これからは、本格的にプラスに押し上げなくてはなりません。
 
私自身は、国土交通大臣として、また生活者の味方として、そして地元北区・足立区の代表として、この2年間走ってきました。この選挙戦ではその成果を訴えて参ります。

まず1つ目です。私は国土交通大臣として、「防災・減災・成長インフラの司令塔」となってきました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、圏央道など首都圏3環状整備を推進しています。とくに、首都高・中央環状線は来年3月に全線開通します。また、夢の超特急・リニアの着工(2027年開業見込み)を認可。東京―名古屋間が約40分で結ばれます。

さらに、首都直下地震に備え、密集市街地の整備、無電柱化等を推進しています。その東京を水害から守るため、その要となる岩淵、芝川両水門の耐震工事を進めました。そのほか、橋梁、トンネル、下水道など老朽化したインフラ整備・更新を促進しています。

2つ目に、私は生活者の味方として、「実感できる景気回復に向け一直線」に走ってきました。建設現場で働く人の賃上げや、処遇改善を推進し、多くの方に喜んでいただきました。さらに、若者や"けんせつ小町"と呼ばれる現場で働く女性を支援しています。

また、成長戦略の柱となる観光では、昨年、訪日外国人が初めて1000万人を達成しました。今年はさらに増加中で、1300万人前後になると見込まれます。このほか、公共交通機関でのマタニティマーク、ベビーカーマークを決定、普及につとめました。これまで学校の耐震化を強く進めてきましたが、来年は耐震化100%を実現していきます。

3つ目に、私は地元の代表として、「北・足立の暮らし向上に全力」をあげてきました。オリンピックのトップアスリートを育成するナショナルトレーニングセンターを大幅に拡充しました。東京北医療センター、花と緑の東京病院の存続を主導しました。日暮里・舎人ライナーの早期開業や朝・夜の増便を実現しました。竹の塚駅周辺の鉄道高架化をさらに進め、開かずの踏切を解消していきます。また、UR住宅の民営化を阻止し、家賃据え置きにも尽力しました。このほか、駅のホームドア、エスカレーターなどのバリアフリー化も推進しました。

赤羽街頭1121②.jpgこれからの日本を展望するなかに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックがあります。五輪までの5年、五輪からの5年――まさにこの10年をどうするかが大事であり、「命運をかけた10年」になります。政治の構想力と実現力が必要です。

「政治は結果」――私は、徹底して現場第一主義、行動第一主義で、安全・安心の勢いのある国づくり、元気な庶民のまち北区、足立区のために働き、さらに結果を出してまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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