政界は一寸先が闇といっても、これほどの激震はなかなかないと思います。9月12日には安倍総理の突然の辞任、そして11月4日は小沢民主党代表の辞任会見、この臨時国会は大変な様相を呈しつつ、最終の週に入りました。
 
しかし、こうした時は原点からモノを考えることが大切だと思います。それは参院選で示された「率直で透明性・公開性のある隠しごとのない政治」「生活や格差を直視した生活現場主義の政治」をもって、政策実現することだと思います。

日本は今、重要な局面、政策課題はヤマ場です。政治は仕事をする為にある。庶民の為にある。その意味で政治の停滞は許されません。


靖国戦後秘史.JPG「A級戦犯を合祀した男」という副題があるとおり、元宮司松平永芳氏を描いている。松平春獄直系の孫で、その尊皇精神の志と、師である皇国史観の平泉澄東京帝大教授とB級戦犯として処刑された岳父醍醐忠重海軍中尉の影響。松永氏自ら自負できるものは「A級戦犯合祀である」とし、「現行憲法の否定と極東軍事裁判の根源をたたく意図のため」といっている。

その前、じつに32年間の宮司・筑波藤磨氏のこと。さらには、「千鳥ヶ淵の攻防」「国家護持法」「祭神に祀り上げられた二人の皇族」など、戦後史のなかでのあまりに生々しい現実が描かれている。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

太田あきひろホームページへ

カテゴリ一覧

最新記事一覧

月別アーカイブ

上へ