7月2日、東京・お台場パレットタウンで催されている「世界初のデジタルアートミュージアム」を視察しました。
これは森ビルとチームラボによるもので、施設面積1万平方メートル、施設内は「ボーダレスワールド」「チームラボアスレチック 運動の森」「未来の遊園地」「ランプの森」「EN Tea House」の五つの空間で構成されたもの。
世界初の公開作品を含む約40作品が展示されており、施設内に入ると次々と異次元の世界がデジタルで展開され、各部屋や作品、鑑賞者との境界のない(ボーダレス)アートの世界が広がります。
来場者は各部屋を歩きながら、案内図もない空間のなかで、滝に打たれたり、棚田の稲穂が広がる風景で遊んだり、花園やホタルの世界を体験します。子どもが書いた動物や魚がいきなり動き出したりし、この日もお子さん連れが多く来られて楽しんでおりました。また外国人の方が4割にもなっているとのことで、大盛況でした。
私も世界初のデジタルアートを生で体験しながら、未来の時代を感じてきました。
本書を読んでいるさなかに大阪北部地震が起きた。ついこの間は土木学会が、首都直下地震、南海トラフ地震、三大湾の巨大高潮、三大都市圏の巨大洪水を対象として「南海トラフ地震の20年累計の経済被害は1240兆円」「首都直下地震では731兆円」などという衝撃的な報告書を出した。東日本大震災、熊本地震から今回まで、日本を襲う大地震は確実に増え、活動期にあるようだ。
本書は日本の地底では何が起こっているのか、巨大地震や火山の噴火がどういう構造から起きているのかを、理学的見地から解き明かしている。「いま日本の地底で何が起こっているのか」「日本を襲う地震・噴火のメカニズム」「地底を知ることで見えてくるもの」「地震予知はどこまでできるのか」「地震の国・日本に住む私たちに、いまできること」の5章から成る。
2億5000万年前の超大陸「パンゲア」、海底だったヒマラヤとインドの北上、活断層の可視化、地底探査、海底電位差磁力計、コンピュータ・シミュレーション・・・・・・。きわめて興味深い。