素晴らしい晴天となった28日、「八ッ場ダム完成感謝の集い」がダムサイトで行われました。約70年の歳月をかけて苦難のなかで完成した八ッ場ダム。コロナ禍のために、完成から2年遅れの式典となりました。斉藤鉄夫国土交通大臣、福重隆浩衆議院議員等の多くの国会議員、県市町村の議員、山本一太群馬県知事など多くの首長さん、大変苦労した地元住民の代表、建設に従事した国交省の歴代河川関係者らが参加。2013年、八ッ場ダムの建設を再開・推進した国交大臣の私としては、仲間ともいうべき人たちと感慨深い「語り合い」の場ともなりました。
挨拶に立った人の発言は共通しており、「利根川水系の治水・利水を担い、首都圏を洪水から守ることができる」「連日、多くの観光客が訪れており、観光名所としても地域発展を狙うダムとして愛されることを願っている」「2019年の東日本豪雨で、台風襲来の2週間前にダムが出来上がった。なんと1億4500万トンの豪雨の半分以上、7500 万トンを八ッ場ダムで受け止め、大水害から首都圏を守った。劇的なことだった」など、思いのこもったものでした。放水式、テープカットを行い完成を祝いました。