itimannenn.jpg「北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語」が副題。メディアでも紹介され話題となった北海道砂川市にある「いわた書店」が、2007年から始めた「一万円選書」――。当初は反響はなかったようだが2014年、テレビで紹介されるや一気にブレイク。放送3日後にはなんと555件の申し込みが来たという。ミソとなるのは「選書カルテ」。「これまで読んで印象に残っている20冊は」「これまでの人生で嬉しかったこと、苦しかったことは?」「一番したいことは何ですか?」などの問いに答えてもらって作るカルテ。それに基づいて一万円、10冊程度を選んで送るという。お客さんとのやりとりは何度も繰り返して行われる。熱意と配慮、想像力、これまでの読書量なくしてできないことだ。

「最近、面白い本はなんですか」と聞かれることは日常だが、「どんな本を読んだらいいですか」と、かつては多くの人に聞かれた。本を選ぶのは意外と難しいようだ。岩田さんの努力に心からの敬意と拍手を送りたい。

現実に選んで送った本が紹介されている。約90冊。読みたくなった本がいっぱいある。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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