太田あきひろです。
昨夜は都心も大変な雪でしたが、今日は青空が広がっています。
「昨年の名目GDP(ドル換算)で日本が中国に抜かれた(世界三位に)」「昨年10 - 12月期の実質GDPが0.3%減、年率換算で1.1%減で5四半期ぶりのマイナス成長」――昨日の内閣府発表です。懸念される要素は多々ありますが、大事なことは、景気・経済を回復させること、しっかりした成長戦略をブレることなく遂行する断固たる姿勢です。
しかし、短期の金融・財政政策がいつも遅いこと、そしてしっかりした景気・経済運営へのリーダーシップが欠如していることが政府の問題です。この不況・デフレ下で増税路線の先行は禁物。景気・経済回復を先頭に立てて、経済構造改革を常に進め、成果を見てただちに財政再建に入るという戦略が重要です。激動する経済を見る動体視力が不可欠です。
今年は長いデフレを克服し、経済正常化への確たる道を歩むべき重要な年です。世界と日本の経済を大きく見れば、デフレ要因の「信用収縮」「株や地価下落の逆資産効果」「商品価格高騰の交易条件悪化」「円高による輸出減」を改善するチャンスです。そのベクトルを生かす日本の景気・経済運営がきわめて重要です。しかし、景気・経済の回復への強い意志どころか、逆ネジを回すとしか思えない今の政治、しかも大迷走の政治を正さなくてはなりません。
しっかり頑張ります。