衆院憲法審査会が17日、今年初めて開かれ、各党が意見表明を行いました。私も発言し、今後の審議は「政局にとらわれず、冷静かつ重厚な論議を行うべきだ」と主張しました。
私は2000年に開始された衆院憲法調査会に一貫して所属し、党では憲法調査会座長を務めてきました。公明党は現憲法は「優れた憲法」と認識し、憲法三原理を堅持しつつ、時代の進展とともに変化してきたものに対して、加える条文があれば加えるという「加憲」の立場です。
この日、私は「憲法を論ずるということは国を論ずることだ。21世紀の日本の国のかたち、日本人の哲学はどうあるべきかということを踏まえた重厚な論議を行うべきだ」と述べました。まさに落着いた、重厚な論議が必要です。