「街場の教育論」.jpg内田さんのいっていることは大変深い。たとえば次のようにいう。学校教育の目に見える大きな変化は、校内暴力の頻発と師弟関係の崩壊から始まった。誰が犯人だ、ではない。われわれ全員が犯人だ。「協働」を失った。
教育は教師による。現場の教師たちをどう支援できるか。「今ここにあるもの」とは違うものに繋がること。それが教育というもののいちばん重要な機能。そして葛藤させる人が教師。知識を教えるのではない。

学校には「何をしに入ったかわからない」というすでにはじまっているゲームに巻き込まれることだが、生徒はアンテナの感度だけが最大値になっている。そこにメンター(先達)に会う。先輩、教師。そのメンターが「ブレークスルー」をもたらす。そして自分の限界を超えることになる。それが「学び」だ。自分の手持ちの価値判断の「ものさし」を後生大事に抱え込んでいる限り、自分の限界を超えることはできない。知識は増え、技術も身につくかもしれない。資格も取れるかもしれない。しかし「テイクオフ(離陸)」はできない。「学び」とは離陸することだ。

人生も投げ出されすでに始まっているゲームだ。そこでは、人生の師が不可欠だ。孔子のいう君子の六芸。礼(祖賢を祀る)、楽(音楽)、射(弓)、御(馬を御す)、書、教。礼、楽、そして武道は人間ならざるもの(人馬一体とか)とコミュニケーションする力だ。専門教育ではなく、教養教育がいかに大切か。

その教育の力。そこに「述べて作らず(先賢の祖述)」(論語)、仏法の「如是我聞」(の姿勢)が大切となる。師の師だ。


太田あきひろです。

昨日、大阪・奈良・和歌山の3府県を回り、県本部主催の新年賀詞交歓会に出席し、今日は埼玉・神奈川の賀詞交歓会に出席します。
今朝はロシアのミロノフ連邦院(上院)議長と会談をしました。

ミロノフ議長は、プーチン首相の盟友でロシアの中道政党である公正ロシア党の党首でもあります。
2年前の訪ロの時以来の再会で話がはずみました。原油の高騰でいっきに国力を上げてきたロシアも原油下落や金融危機をまともに受け、日本との連携強化を求めています。

私は代表就任以来、外交にも力を入れ、各国の首脳との会談も多く、精力的に動いています。


太田あきひろです。

今日は成人の日。
足立区と北区の成人式の式典に出席しました。例年以上に着飾った新成人が大勢集まり、盛り上がった会合となりました。

街頭演説も行ないましたが、今年の全国での新成人は約133万人で、最も少ない数です。「青年力」が今の日本には大事です。雇用、なかでも正規雇用で良い仕事に就けるようにバックアップします。

ニート・フリーター対策の為、党として「若者支援新法」を推進します。


太田あきひろです。

本日、午前中に公明党東京都本部の賀詞交歓会が行われ、石原慎太郎東京都知事、自民党の細田博之幹事長、日本商工会議所の岡村正会頭、連合の古賀伸明事務局長、東京の各区長、市長、町長、村長。そして、東京を代表する方々の多数の出席で盛大に開催されました。

来るべき衆議院選挙、東京都議会議員選挙への勝利を目指し、未曾有の経済危機を打開する、金融政策と財政・経済政策の総動員を決意し合い、スタートしました。


農業が日本を救う.jpgスーパーNISHIYAMA、カルビーの「三連番地主義」、カゴメの悪戦苦闘など、現地を歩きながら、農業を21世紀最大の成長産業にもっていこうと呼びかける。農業(コメ)、農政専門ではない財部さんだからこそ、新しい角度で見ることができる。
そこで問題となるのは、農地法で貫かれた「耕作者主義」。農地が「資源」ではなく「資産」になってしまっていると指摘している。

昭和35年にカロリー摂取量(これ自体は全2500kcalでそう変わっていない)の半分がコメだったが、今はその半分の4分の1。農家は606万戸が285万戸。従事している人は1445万人が335万人。農地面積は470万haだが、耕作放棄地は38.6万haにもなる。農地は余っている。

「農地を貸しやすく、借りやすくできるように」「減反せずに、そこで飼料米や米粉ができるように」「コメの農政だけでなく、各方面の地域性も生かす農業に」と私はいってきたが、そうした方向に今、間違いなくなってきている。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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