本質を見抜く力.jpg二人の対談、そして、農業では「日本の食と農」(NTT出版)の神門善久氏が加わる。
「答えを求めず、『ものの見方』を身につけよ」「日本の教育は『見る目』を養おうとしない。先に正しいやり方があり、正しい文字があり、正しい発音があると思っている。これでは話が逆だ」「概念で世界を作り上げるのは楽だ。頭が固い。要するに抽象的で現実を単調に見ているだけ」「モノから考える考え方が大切。具体的なモノ、データに則って考えれば本質が見えてくる」

人類史はエネルギー争奪史――木材がエネルギーであった昔と今の石油。
温暖化対策に金をかけるな。温暖化がもたらす最大の問題――雪がなくなる、水の問題。少子化万歳。浮上するアメリカ問題、中国問題と現代文明。
平場の優良農地がなぜ耕作放棄されるのか。「困窮ではなく、贅沢ゆえの耕作放棄だ。日本の米作は完全自由化でも強い(神門氏)」など、概念のベールをはいで、モノから、データから、現実、現場から見る「見方」を語っている。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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