日本の「世界商品」力.jpg日本の成長戦略を考える場合、環境、農業、社会保障分野、あるいはロボット等の技術を語ることが多いが、蔦さんは"再成長のエンジン"として「クール・ジャパン、日本の文化を基盤とした高度の付加価値をもった産業の創出に活路を見出そう」という。
そして、そのターゲットは、発展し、増大するアジアの中流層だと指摘する。中流層とは必要な家電製品や自動車や日常品をほぼ揃え、そのうえに安心、安全、健康、介護、教育、福祉、エンタテインメント、環境、感動を求める生活などを価値と考える層だ。その数、すでに1億人以上、さらに加速度的にふえるという。

ファッション、アニメ、マンガ、ゲーム、映画などのコンテンツ、和食、農業産品、日本の伝統と技術、観光、スポーツ、文化などの現状を詳細に述べ、もっともっと戦略性をもって挑めという。全くその通り。それにしてもこうした分野に蔦さんが詳しいのには驚いた

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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