100年前の女の子.jpg 船曳さんの100歳となった母親が、米寿を過ぎたころから子供の頃からの四季おりおりの暮らし(足利の高松村)について語るようになった、それをまとめたのがこの書だ。

 私の母も明治45年 生まれ、故郷の子どもの頃を思い出し、苦労ばかりしてきた父母のことを想いつつ読んだ。当時は、貧しかったことは勿論だが、生活は自然とともに、季節とと もに、家族・親戚・村の人々とともにあったことを改めて気付かされた。人間と自然しかないかのように。素朴で誠実な語りのなかで、なつかしさや悲しみだけ でなく、船曳さんが意図したかどうかはわからないが、「人生とは」「生活とは」「人が生きるということは」という根源的な問いかけが重々しく迫ってくる。

 こういう本に出会えてよかった。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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