蔦重の教え.jpg
平成の世から老中・田沼意次が失脚寸前の天明の世にタイムスリップした武村竹男(タケ)が見たものは・・・・・・。地本問屋「耕書堂」の蔦屋重三郎(蔦重)、歌麿、りよ、蔦屋の面々、狂歌連のメンバーや吉原や料亭で働く人々、勝川春朗(北斎)、花魁の菊乃や蜻蛉など、江戸の生きいきとした民衆が描き出される。


「"あがり"を定めて、人生を逆算しろってことだ」「かけてもらった恩は下に送らなきゃなんねえし、人にかけた情けは、いずれてめぇに返ってくる(恩送り)」「てめぇの道をてめぇで塞いでどうする?"でも"とか"しかし"なんて言ってる奴は、金言を逃すし、人様に可愛がってもらえねぇぞ(人の言葉を否定しない)」「てめぇの好きな仕事をやって人様に喜ばれることほど目出てぇことはねぇ」「やっぱり、怒りや恨みってぇ感情は、人を突き動かす力になるもんだ」・・・・・・。まさに人生の知恵、人生の勘どころが、次々と蔦重から発せられる。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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