花と緑があふれるまちづくりを進めよう――10月10日、有楽町の駅前広場で「都市緑化キャンペーン2014」のオープニングイベントを開催しました。10月は都市緑化月間。緑化への関心を高めようと、会場に並んだ多くの方々にマリーゴールド、リンドウ、ガーベラなど色とりどりの花の鉢を次々とお配りしました。
植物の緑は人に安らぎを与え、景観や環境の観点から大きな役割を果たします。防災・減災にも効果があり、私も「緑の防潮堤」の植樹を昨年6月に宮城県岩沼市で行いました。都市部でも、密集市街地での緑化は火災の延焼を防ぐ上で大きな効果があります。
緑への関心を高め、自然がもつ力を活かした「緑の防災・減災」を進めます。
また午前中は、建設業をテーマとした作文コンクールの表彰式を行い、国土交通大臣賞の受賞者(建設業で働く技術者2名と、これから建設業を目指している高校生2名)と懇談しました。
「若者が建設業に定着できるよう魅力を伝えたい」「土木は目に見えない部分でも社会を支えている。やりがいがある」「宮大工だった祖父を超える技術者になりたい」「職人になる意志を強く持って勉強したい」――建設業の将来を担う力強い意見が続きました。
現場を支える若い技能人材を増やして活躍してもらえるよう、しっかり取り組みます。