日本初の木造5階建て。しかも延べ床面積9,789㎡というこれまた特別養護老人ホームとしては日本最大の施設を建築中――。
2月5日、東京都足立区花畑に建築中の先駆的な建物を、樋口尚也衆院議員(党国交部会長)、中川康洋衆院議員、佐藤英道衆院議員、近藤やよい足立区長、中山信行都議会議員、長井まさのり足立区議会議員らとともに視察しました。
木造建築の推進に私自身力を入れてきており、国交省として一昨年も木造3階建ての学校を建築できるように法改正をしたり、つくばの国土技術政策総合研究所で耐火試験等を行ってきましたが、ついに5階建ての大きな建築ができあがることになります。画期的で、うれしいことです。今日視察したこの建物は、耐震、耐火、強度など全てがクリアされており、1階がRCでその上4階が木造となっています(木造は現在は4階建て迄となっている)。
老人施設として、木のぬくもりがあり、また床の衝撃が和らいだり、断熱性も優れており、心地よく大変喜ばれると思います。楽しみです。
CLT(直交集成板)が具体化すると更に高層が可能となります。2020年東京オリンピック・パラリンピックめざして木を使うことの気運が高まっており、今回のこの木造5階建てが、より大きなきっかけになると思います。