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日本版GPSの構築をめざす準天頂衛星「みちびき」の打ち上げ成功――。1日にこのニュースが飛び交い、期待がふくらみました。私は「18年度から準天頂衛星によって全く新しいセンチメートル測位社会が来る」と推進、2014年7月に国交大臣として打ち出した「国土のグランドデザイン2050――対流促進型国土をめざして」でも紹介してきました。政府として年内に3号機、4号機を打ち上げ、4機体制とします。そうなればGPSの誤差は現在の数メートルから一気に改善、センチメートル測位社会が到来します。

スマホの地図、観光案内、カーナビの位置情報、トラクターの無人走行や重機の土木事業への活用、ドローンによる調査、物流、種まきなどの農業、安全保障・・・・。あらゆる分野で準天頂衛星4機体制の高精度化で大きく変化します。IoT、AI、ロボット等々も含め、今、社会が変化していることを直視して、緻密に慎重に制度化を図ることが大切だと思っています。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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