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9月5・6日、北海道東部の知床、網走、北見などのオホーツク地域に行き、観光資源や産業の現状視察、市町村長や観光業・農業・水産業など地域の代表者との意見交換を行いました。


オホーツク地域は今、観光の取り組みが大いに盛り上がっています。今年6月に全国で7か所認定した広域観光周遊ルートの一つとして「アジアの宝 悠久の自然美への道 ひがし北・海・道」が選定。その魅力は感動的で、大きなポテンシャルを持っています。


魅力の第一は雄大な自然です。世界自然遺産になって10年、手つかずの自然が残る知床。オホーツク海の冬の流氷。サロマ湖、網走湖などの湖――スケールの大きな美しい自然があふれています。 


そしておいしい食べ物も魅力です。日本有数の水揚げを誇るホタテや鮭などの水産業、ジャガイモや玉ねぎなどの農業が盛ん。私が観光に重要だと言っている「見るもの、食べもの、買いもの」が全て完璧に揃っています。

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地域の代表者との意見交換では、「広域周遊観光ルートの認定は本当に感謝している。道東に外国・国内の観光客を呼び込みたい」「外国人観光客を呼び込むためにも、空港やCIQ体制の整備をお願いしたい」「地域にとって道路がつながることが不可欠。道東は道路整備が遅れているので早期整備をお願いしたい」など発言が続きました。私は、「この地域の観光、産業のポテンシャルは極めて大きい。それを活かすために必要なインフラの整備をしっかり進めたい」と述べました。


また、海上保安庁の網走海上保安署で巡視船「ゆうばり」の訓練を視察。「冬の厳しい状況でオホーツク海の安全と治安を守っている。非常に重要な仕事だ」と職員を激励しました。

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防災訓練 20150901①.JPG   防災訓練 20150901②.JPG

9月1日の「防災の日」。政府、国土交通省で首都直下地震を想定した防災訓練を行いました。


まず、7時10分に東京都多摩東部を震源とするM7.3の地震が発生したという想定で、政府の総合防災訓練を実施。8時25分に首相官邸に総理以下全閣僚が徒歩で参集し、緊急対策本部会議、臨時閣議の訓練を行いました。


その後11時30分からは、国土交通省の防災センターで訓練。地震発生から1日経ったという想定で、さいたま市の関東地方整備局、横浜市の関東運輸局とのTV会議も行いながら、被害状況の確認、対処方針の決定を行いました。


今回の国土交通省の訓練では、「統合災害情報システム(DiMAPS)を初めて使いました。これは、コンピューターの地図上に、道路、河川、港湾、空港、鉄道など様々な施設の被害情報を集約して表示。ヘリからの最新の空中写真も地図に重ねることもでき、リアルタイムで被害状況の把握・共有が可能となります。災害対応の初動では、現場と対策本部で情報を共有することが何より大事。さらに現場で使いやすいシステムになるようさらに充実を図っていきます。


我が国は地震、台風、水害、火山噴火など災害が多い脆弱国土。実践的な訓練を積み重ねながら、防災・減災対策にしっかり取り組みます。

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また午後には、海上保安庁の第21次ソマリア周辺海域派遣捜査隊の帰国報告を受けました。捜査隊の8名の海上保安官は、166日間にわたり中東のソマリア沖・アデン湾で海上自衛隊の艦船に乗船し、付近を航行する民間船舶を海賊から護衛してきました。私は「過酷な気象条件、治安情勢のなかで任務を全うしたことに対し心から感謝と敬意を示したい」と述べ、捜査隊を慰労しました。


(DiMAPSについては、国土交通省のホームページのトップページから見ることができます)

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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