6日、海上保安庁の海上保安政策プログラムで学んでいる、東アジア諸国4期生の表敬を受けました。これはアジア諸国の海洋の安全確保に向けた各国の連携・認識の共有を図るため、私が国交大臣時代に新設した教育課程です。これには、日本を含む、インド、スリランカ、マレーシア、フィリピン、ベトナムから訓練生が参加しています。
私は「各国のメンバーが厳しい研修を通して貴重な経験をしていることをうれしく思う」「とくに、海洋の安全や災害が多発化するなか各国が危機感を分かち合い、お互いが連携することが重要となる」「それぞれが阿吽の呼吸でもって仲間意識を高めていくことが大切である。幅広く学んでほしい」などと挨拶をしました。
研修生からは「わさびはおいしい」「地震が起こっても日本人は落ち着いている」「日本の地下鉄は時間通りで、駅員さんが一人一人挨拶をしてくれる」「大相撲観戦、ちゃんこを食べた」など、日本の伝統や文化を真摯に楽しく学んでいることもわかりました。素晴らしい表敬になりました。
3日、金沢市で開かれた公明党石川県本部(増江啓代表=県議)の二つの時局講演会(ますえ啓県議《県議選予定候補=金沢市》、やち律夫県議《県議選予定候補=金沢市》)に出席、挨拶をしました。これには新妻秀規参院議員らが出席しました。
私は、「昨年の訪日外国人は3100万人。その推進力が金沢市であり石川県だ」「北陸新幹線の効果は継続していて、クルーズ船も急増、能登方面も観光客が増加している」「全世代型の社会保障の充実が政治の柱になった。これは結党以来、福祉を掲げた公明党が推し進めたからだ」と力説。「政治は結果」「現場第一で仕事をするのが公明党の議員だ」と訴えました。
またこの日、谷本正憲石川県知事と懇談。観光や港湾が躍進している状況を聞きました。
3月1日深夜、2019年度予算案が衆院を通過、参院に送付されました。この予算案は、一般会計の総額が101兆4571億円。経済を力強く下支えするとともに、社会保障を充実させ、国民の生活を守るものです。
「幼児教育・保育の無償化や、介護人材の処遇改善など、全世代型社会保障の構築」「低所得・子育て世帯に向けプレミアム付商品券の発行や住まい給付金の拡充など、消費税引き上げによる経済の平準化対策」「防災・減災・国土強靭化対策」など、公明党の主張が多く盛り込まれている重要な予算案です。早期成立こそ景気の下支えとなり、年度内成立ができるよう全力をあげます。
衆院の予算案通過を受け、安倍総理の表敬を受けました。