3月11日、東日本大震災の発生から9年となりました。あらためて、犠牲になられた方々に、深い哀悼の誠を捧げます。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府主催の追悼式が中止になりましたが、党として、国会内で党復興加速化本部主催の「3・11東日本大震災追悼式」を行いました。復興加速に総力を挙げ、「風化と風評被害」という二つの風と闘い、被災地に寄り添い続けていきます。
そのなかで交通インフラでは、7日、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が一部解除された福島県双葉町で新設された常磐自動車道「常磐双葉インターチェンジ」が開通。14日には、JR常磐線が全線で運転再開します。住宅では、特に津波被害が大きかった地域(27市町村324地区)において、高台への住宅移転が進められてきましたが、本年3月末に最後の1地区である福島県浪江町の請戸団地の宅地造成が完了し、全地区で8369戸の宅地造成が完了となります。
このようにインフラ整備は進みましたが、重要なのは「人間の復興」「生活の復興」です。これは終わりなき闘いであり、常に「寄り添う心」を持ち続けることです。なかでも福島の復興支援です。政府・与党として法の整備、徹底した支援をしてまいります。現場の声を聞き、各市町村ときめ細かく連携し、さらなる復興の加速化を図ってまいります。