一瞬の風になれ.JPGサッカー少年だった主人公神谷新二が、高校に入って短距離の陸上選手になる。すぐれた身体能力と努力の部活、青春の日々が爽やかに、まさに「一瞬の風」のように描かれる。ひねりもなければ、裏もない。真っ正直な青春小説で第28回吉川英治文学新人賞、2007年本屋大賞をとった。

スポーツは「どんな練習も、とにかくひたすら反復なのだった。頭でわかっても、身体がわからないと意味ない。自動化と呼ぶのだが、考えなくてもできるように身体が正しい動きを完璧に覚えこまないといけない」――そのとおりだ。

友情、克己、悩み、家族愛、恋心は、今も昔も同じなんだと思わせてくれる小説だが、4人の短距離リレーを最も大切にし、考えもしない走りをする青春の一体感を描ききったところに、この小説の良さがある。

※写真は第1部

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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