
外国為替市場では、1日の取引額は1.5兆ドルで、資本が実体経済とは無関係に膨張する。お金が余っている。それが、技術と知識と人材を求めて追いかける時代。まさに、原油高騰と、サブプライム問題はそうしたものだ。
世界各国がいかに戦略的か。中国もインドも韓国もEUも。ところが日本は動いていない。動けないでいる。ポピュリズム、テレビの影響もその大きな要因だ。
ポピュリズムではダメ。ポピュリズムとナショナリズムの政治ではなく、リアリズム、リベラリズムの政治をもって、国家戦略をもって日本を進めよという。同じ危機感を私はものすごくもっていて、「安心、安全の勢いのある国」をめざしている。