がんばらない.jpg「がんばらない」「あきらめない」最近では「なげださない」の著者。長野の諏訪中央病院に赴任して「がんばっている」鎌田さんの話題をよんだ著作。
高齢化社会、医療の構造的問題が大きな問題となっている今、「21世紀の超高齢化社会の解決策として介護保険制度が施行されたが、この制度はあくまで一般身体介護サービスであって本質的に大切なことが欠落している。人間のさびしさを解決してくれるサービスではないことだ」「物や金や情報よりも大切なものがあるはずだ。

21世紀、忘れていた魂への心くばりをぼくたちの乾いた心にとり戻したいと思う」「醫は医は技術、殳は役の一部で奉仕、酉は神に酒を奉ることで祈りや癒し」などをはじめとして、人に温かく、深い。

解説している荻野アンナさんは自立ということにふれ、「人は人によって支えられる。寄りかかりながらも、寄りかかり過ぎない。その按配をわきまえる以上の自立は、幻想でしかあり得ない」といい、家族、そして家族「のような」繋がりの必要さを話している。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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