論争 若者論.jpg
「31歳フリーター。希望は、戦争」(赤木智弘)に始まるこの2年の若者論考。ホームレスになってしまった30代の若者には、バブル崩壊後、チャンスそのものがなく、「働こうとしない」ではなく、企業の側が働かせようとしない、これが苦境の因という。

 


また「仲間がいない」「コミュニケーション能力がない」「覇気がない、生命力がない若者が増えている」「不安定、辛い、単純作業で低収入から抜け出せないホームレス予備軍(製造業で派遣・請負で働く)が100万人」「若者が路上生活者になる危機」「ルールに縛られない、多様性を求める平成的価値観は、昭和的価値観とは違う」「加藤容疑者を雇用問題や格差社会の被害者にする最大公約数的な物語づくり作業に手を貸すな」「制度的にできることと、どうしようもないこととある。モテル、モテナイの面倒まで見る国家などあるのか」――など。
論文・対談13本。19人が語っている。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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