寒い国から帰ってきたスパイ.jpg若き頃に読んだ名作だが、家の中を捜してもない。
買って読んだが、話の筋も面白いが、東西冷戦で切断されたベルリンの壁の両側で暗躍するスパイの悲劇的運命というしっかりした舞台設定、そして「巨大機構と人間」「個人が組織の一部員となり、思想のために個を犠牲にして顧みない(それ自体が思想だが)機構」をえぐるというしっかりした信念を提示する。


ジョン・ル・カレを世界に登場させた名作だが、諜報戦、情報戦は当然、今もある。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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