次に来るメディアは何か.jpg放送と通信の融合が進んでいく社会にあって、日本にも欧米型のメディア・コングロマリットが形成される日が近いと、河内さんはいう。大胆な予測もあえて本書でしている。

ICT産業立国――2015年で今の95兆円から200兆円台に育てるのが我々の構想だ。

インターネット通信で結ばれたユビキタス社会を実現する基盤をつくる。次世代道路交通システム(ITS)、先端技術をもつ医療センターと全国の病院を結ぶE-医療システム、最適の給配電システムでエコ社会を実現するスマート・グリッド――新たな電波割り当てが必要だし、それは間違いなく動いていく。

その大きな流れのなかに、テレビ、新聞社、出版社、そして金融機関、商社、電機、通信大手など大企業が人材と資金を提供するグローバルな企業複合体が「日本型メディア・インテグレーター」だ。主要新聞社や通信社に蓄積された人材と機能と力――津波のような大きな変容を迫られながらも、その第一線の力の重要性自体は変わらない。

「次に来るメディアは何か」を米国の動向と、日本の現状をつぶさに見て、描いている。難題に取り組む大きな肺活量を感じた。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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