愚直に勝る天才なし!.jpgバリバリの現役、世界一の町工場・清田製作所の清田茂男さんは、地元北区に拠点を置く。世界でも、大企業でもできない半導体を検査する超精密・最先端のコンタクトプローブをつくりあげた。

この四探針プローブだけでなく、集中して考え続け、万般にわたってセンサーをはりめぐらせ、身近なものまでもヒントとして、しかも実際に完成させてしまう――「すごい」の一語だ。

この本には、清田さんの「生きざま」と「哲学」が描かれている。そして「悲観主義は感情のものであり、楽観主義は意思のものである」(アラン)の強靭な意思が全くブレなく貫かれている。

「中小企業の底力」と人はいうが、私は「日本人の底力」「人間の底力」に感服する。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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