太田あきひろです。
円高の猛威にさらされているのは大企業だけではありません。もっと深刻なのは中小企業の現場にあります。
昨日、墨田区にある豚のなめし皮をつくる工場(日本全国から豚の皮が集まってくる)を視察しました。円高で輸出が大変、逆に皮革製品が日本に安く入る。
しかし、もし、こうした優秀な工場が日本で成り立たなくなると、全国の豚の皮を処理する所がなくなる。大変な問題です。
こうしたことが、あらゆる業界で起きています。構造変化です。
円高対策はマクロ経済運営の問題であることは当然ですが、同時に現実・現場を見すえた対策が急務です。
同じ墨田区には、今話題のスカイツリーの建設が進んでいます。活力と元気を与えるこうした事業をダイナミックに行うことも大切です。あわせて視察をいたしました。