
「キイハンター」「柳生一族の陰謀(柳生十兵衛)」「影の軍団(服部半蔵)」「風林火山」など鍛え抜かれたアクションは目に焼きついている。そして凄みのある声も、更にその眼も。
今は米に拠点を置き、日本と米を行き来して行動しているが、そこには「武士道」「日本人の魂」「日本に貫かれてきた精神性」を世界に発信したいというほとばしる情熱がある。
私は先日の千葉さんの「祝賀会」で、100年前の新渡戸稲造(「武士道」は1899年刊行)や岡倉天心(「茶の本」は1906年刊行)の話をした。
千葉さん出演の映画には、私たち世代の人生そのものと青春があり、心地よい共感がある。