太田あきひろです。
秋が深まっています。寒い日もあります。インフルエンザも流行しそうで注意が必要です。
どのテレビ報道を見ても、尖閣諸島の中国漁船衝突事件、そのビデオ流出の件が飛び込んできます。"仙谷時代"とも揶揄される現政権ですが、先日の仙谷発言。「政治職と執行職のトップは責任のあり方が違う」と述べ、閣僚の責任論を否定し、鈴木久泰・海上保安庁長官の責任は免れない、そこに責任を押し付けようとしたのは大問題です。
この問題は9月7日の衝突・逮捕から今日に至るまで、すべて政治、外交問題として扱ってきたものです。この内閣には国家の本質である「危機管理」が全くできていない。それどころか、強硬路線と弱腰(柳腰)路線がクルクル変わること、至る所に不満と不信が充満していること――ここが大きな問題です。一昨日、米国の政治関係者と話をしましたが、「数人の政治家の思いつきで物事を簡単に決めて、すぐ変更する。どういう決定プロセスで決断し、どういうプロセスで着地させるかの行動プロセスが全くない。日本にとって本当に不幸なことだ。尖閣も普天間もCO2 25%削減発言も皆同じだ」と言い、公明党の良識、賢明な姿勢に期待を寄せてくれました。本当にその通りです。日本政治の背骨から直さなくてはなりません。頑張ります。