20101224-book.JPG副題に「グーグルとメディア崩壊」とある。その通り。まさに大きくいえば人類が今、直面している社会の問題は、グーグル・ワールドと報道そして報道機関、 グーグル・ワールドと個人情報、さらに再考を余儀なくされるジョージ・オーウェルの「1984年」の社会――そうした問題だ。テレビ・新聞が消えるかどう か、という次元を越えた、社会の本質的問題が提起されており、そのなかでの報道再生問題だ。
  河内さんは、前著「次に来るメディアは何か」をはじめとして、先行・主導するアメリカの現状とメディア状況を分析し、開示してくれる。今回は金平さんとの 共著だが、更に深く掘り下げてくれている。それはこの一年を見ても「グーグルが新聞救済に動く」「グーグルのプライバシー侵害事件」「アメリカにおける旧 来型メディアの衰退」「新聞社へ公的資金を投入すべきか」から、日本における直近の尖閣諸島における中国漁船衝突事件でのビデオ流出やウィキリークスの秘 密文書公開に至るまで、こうした世界がすさまじく動いているということでもある。日本として、動きながら考え、考えて動け――今が大事だと思う書だ。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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