50cmの津波でも0.3トン強の力で人は転倒する。発生の規模・場所(波源域)、受ける地域によっても異なるが、津波は何波も続き、反射もあり、6時間
は要注意。今回のように第二波、第三波が大きいとも限らない。固有周期、共振もある。「津波と高潮と高波は違う」「遠地津波と近地津波がある」「水深が浅
くなると津波が大きくなる浅水変形が起きる」「情報があってなぜ避難行動に結びつかないか」「東京に津波が来たら――地震と津波と液状化と石油タンク破損
による火災・有毒ガスと各流入河川での橋脚等落下」「安全優先の津波防災施設・装置のみでなく、活気ある町・企業活動・経済基盤強化への復興計画を」――
等々。やさしく解説してくれる。
「減災社会を築く」「避難すれば助かる」「それには津波の知識の絶対量を増やす」という河田さんの思いが伝わってくる。
「減災社会を築く」「避難すれば助かる」「それには津波の知識の絶対量を増やす」という河田さんの思いが伝わってくる。