20110420-book.JPG 「どこに何があり、何をしているのか」と副題にある。そして原発ばかりが原子力施設ではない!と指摘し、原発から加工・再処理施設、研究炉に至るまで、全てを網羅。原子力の歴史、全データ、全貌を示してくれている。
  「事故は"わき"で起きる」とし、どうしても設計者や運転者の関心は、炉心等危険度の高い所に注がれがちだが、"傍流"施設や炉心から遠い二次冷却系と か、JOC東海事業所は施設自体が"わき"といえるもので、警告を発している。また「原子力開発や推進の原子力委員会やエネルギー庁と、安全規制の原子力 安全委員会や原子力安全・保安院の緊張感が外部から見てとれない」などと指摘している。また、一般の人々にも課題があるとして、風評被害を例に上げる。 「原子力のごく一般的な基礎知識があれば、風評被害の大半は無くなる」という。2001年9月の発刊で、今回の福島第一原発事故を受けて出されている

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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