「学
校は勉強する場所だというが、それは『正解』を教えるところではない。人間を育てるところだ。その時に大事なのはコミュニケーションであり、想像力をかき
たてることである」「日本の教育の重大な欠陥は、正解のある問題の解き方を教え、正解以外の答えに全く価値を認めないために、コミュニケーション能力が育
まれず(議論しても正解主義のために発言は少なく、刺激的意見が出ない)、想像力や創造力が封じ込められてしまっていることだ」「便利なことが人間を豊か
にすることではない」――。
デジタル教科書時代は、教師は必要か、何であるのか、学校とは、教育とはを問いかける。そして本書では、その背景として「詰め込み」から「ゆとり」へ、そしてその見直し、そうした教育の迷走と21世紀型の教育を模索する歴史を追っている。
デジタル教科書時代は、教師は必要か、何であるのか、学校とは、教育とはを問いかける。そして本書では、その背景として「詰め込み」から「ゆとり」へ、そしてその見直し、そうした教育の迷走と21世紀型の教育を模索する歴史を追っている。