
準備が大切。自分で考え、自分で工夫して生きよう。
「必要なことは会社ではなく社会へ、さらには家族との人生へと意識をシフトすること」
「45歳から55歳の間に社会的なものごとへの関心が、ビジネスや会社の軸からだけでなく、別の視点からも捉えられなければならない」
「孫世代を育てる、それが坂の上の坂世代の大事な役割り」
「あらゆる組織は無能化する(ピーターの法則)」
「あらゆる組織は肥大化する(パーキンソンの法則)」
「みんな一緒の正解主義をやめよ。自分の価値観を柔らかく多様にすることが大切」
「"いい子"はもうやめる」――。
自分とか生活とか、パートナーを考えることなく、会社の中で組織の中で、右肩上がりの経済・社会の中で生きてきた「坂の上の坂世代」は、身体にしみ込んだ価値観の呪縛を断ち切れるか。50代からの30? 40年、もうひと働き、もう一つの人生創造への構えを説く。