20120605老人性うつ.jpg認知症は多くの人の関心をよび、社会問題化しているが、実はうつ病の人がかなり多い。その高齢者うつ病は全国で140万~150万人もいると思われるという。

老人性うつは、気の弱い人がかかる病気などではなく、セレトニンという神経伝達物質が減ることによって起きる「生物的な病気」だ。放っておけば悪化するが、早期に治療すれば短期間で治る。

注目されている認知療法――。
何でも悲観的にとらえてしまう「認知のゆがみ」の修正が必要となる。何でも白か黒か、善か悪かの「オール・オア・ナッシング思考」でなく、何にでもグレーゾーンがあることを認められるように働きかけ、思考を変えてゆく。

年を取ればとるほど、脳の前頭葉が縮んでくる。前頭葉は微妙な感情や感情に基づく高度な判断をするが、それが衰えてきた特徴の一つに、ものごとの「決めつけ」が激しくなることがあるという。

放射能論争、経済論争、人間関係の善悪や裏切り・・・・・・。白と黒との間にグレーゾーンがあるのを認められるようになることを専門的に「認知的に成熟している」と呼ぶ。思考の老化、頭が固くならないように、思考の幅を増すように、我慢しないで自分の欲望に正直であれ、セレトニンを増やす生活習慣(日光を浴びる、リズムある軽い運動)を意識的に取り入れよ――こうしたことを専門的だがわかりやすく語ってくれる。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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