
この衆院選、私は3つの点が問われていると思います。
1点目は、「民主党政権の3年間、日本は、前進したのか、後退したのか」です。
マニフェストは総崩れで"サギフェスト"だったことが明らかとなりました。外交・安全保障も、日米関係をはじめ迷走、東日本大震災の復旧・復興も、遅い、鈍い、心がない。迷走した民主党に、政権担当能力がなかったことは明白です。
2点目は、「日本再建を担うことができるのは、誰か」です。
特に、景気・経済対策は待ったなしです。しかし、民主党は、円高・デフレ対策しかり、雇用対策しかり、まったくの無策。企業の体力は弱り、中小企業、商店街からは悲鳴が上がっています。日本経済を壊した張本人に、日本再建を担うことなど、できるわけがありません。
3点目は、「国民の生活に根を張り、現場の声を政治に反映できるのは、誰か」です。
全国にわたって、地域に、しっかりとした目と耳を持っていなければ、生活者第一の政治は実現できません。「一度やらせてみよう」は、もう、民主党だけでコリゴリ。政治は結果──実際に、何を、どうしたのか、が厳しく問われねばなりません。
思えば、21世紀になって、名目GDPや税収が最も高く、株価も最高値となったのは、2007年、安倍内閣の時。当時、私は与党の代表として、政治の中核を担っておりました。あのリーマン・ショックの後も、エコポイント制度の導入などを実現し、景気を回復傾向に向けることができました。
私は、「金融政策」「防災・減災ニューディールなどの財政政策」「産業支援政策」を総動員して、雇用を生み出し、必ずや景気を回復させます。
国難ともいうべき今、「日本再建」のために、太田あきひろは、我が身をなげうって働いてまいります。