
北海道では、道庁、商工会議所や観光諸団体などからの要望を相次いで受けました。観光は北海道のなかで中心的産業――。観光1.4兆円(年)は、なんと農業・水産業関係を足したものとほぼ同じぐらい大変な比重ということです。
しかもいよいよ夏本番――。この3か月で1年の観光収入の7割、しかも道央に7割が集中する。千歳空港から全北海道を回れる道路(ミッシングリンクが多い)、地方空港、そしてもう一本の重要な基幹線であるべき北海道新幹線が札幌まで少しでも早く着工すること、そして東南アジアやロシア・中国など世界の人々を招き、長期滞在も可能となる体制づくり――要望は切実で、次から次です。7月1日の東南アジアのビザ緩和や建設労務単価引き上げなどには喜びの声が上がりました。
観光立国・日本の外国人旅行観光客1000万を達成し、さらに2000万の高みを目指すと私は主張し、さまざま動いています。北海道はその主力、連携をしっかり取ることを約束しました。
(きょうの一言)
昨年の訪日外国人旅行者837万人。今年何としても1000万人。2000万人になれば日本社会の"景色"が変わる!