東京北区の志茂・岩淵地域とその避難場所となっている荒川河川敷(岩淵水門がある)を結ぶ志茂橋の改修がついに実現しました。
志茂橋は昭和54年に架けられたため、耐震性に問題があり、また大きな車両が入れないことで改修が求められていました。私はこの改修のために、これまでたびたび国土交通省に足を運び、要請をし、昨年春に耐震補強・改修が決定しました。
この度、改修工事が終了し、8月31日には命名式が行われ、新河岸川に架かる新耐震の新しい橋として、「新志茂橋」と命名されました。
式典では、志茂・岩淵地域が「これで荒川河川敷へ確実に避難できる」と喜びが広がりました。私は、地域の防災が前進するとともに、「首都直下地震が起きた時、その時期が荒川の増水と重なると複合災害がもっとも懸念される。隅田川と荒川の増水を制御する岩淵水門は、東京の下町にとって命綱ともいうべき重要性を持っている。この新志茂橋はそれを担っている」とあいさつしました。
新志茂橋の完成を大変うれしく思っています。
