カネを積まれても使いたくない日本語.png「政治家の言葉はこうして一章作れるほどヘンなのである。そして国民は、政治家の言葉と力が日本という国の行く末に重なると思っている。国を任され、国の命運を握る政治家の責務は大きい」「若者の新語・造語の増殖と、広がる速さはすさまじい。昨日流行した言葉が、今日は古典となるほどだ」――。

「汗をかく」「雑巾がけ」「遺憾」「しっかり、きっちり」「緊迫をする、設置をする、来日をする......などの『を』」「お伝え、お訴えの『お』」「~してござます」「認識しております、把握しております」「緊張感をもって、スピード感をもって」「重く受けとめる」「不退転の覚悟」「~させて頂く」「断定回避の『~というふうに』『感じ』」「政治家同士の"先生"」など、とにかく変、そして多い。言葉が違うということは、その社会と文化が違うということだ。とても笑ってはすまされない。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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