地球時代の哲学.png「21世紀の対話」(池田大作・トインビー対談)が刊行されて約40年。世界で28言語に翻訳出版されたこの対談を、佐藤優さんが今こそ必要な哲学として鮮やかに解き明かす。本書にあるのは生命の尊厳の人間哲学だ。

佐藤さんは現代社会の迷妄はリーダーたちの「思想の欠如」にあると見る。現代社会の浅薄さは「哲学の不在」にあることは間違いないが、その哲学は現実に根ざし、行動を伴なって初めて意味をもつ。本書は「価値を創り出す理性的直観の力」「宗教と科学」「ニヒリズムの超克」「正義について」「労働の哲学」「一神教と汎神教への考察」「愛と慈悲」「生命の尊厳」など、佐藤さんが対談のなかから抽出して、21世紀の今こそ、この対談がその光を放つと解説する。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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