本が好き、悪口言うのはもっと好き.JPG
発刊されて十数年、90年代前半に書かれた評論集。

とにかく切れ味は桁外れ。見せかけの権威などダメなものはダメ、中途半端で研究不足のものはスパッと斬り捨てる。深い。

李白と杜甫を描いた「ネアカ李白とネクラ杜甫」や「支那はわるいことばだろうか」「新聞醜悪録」など、選ばれた評論はいずれも凄いが、ユーモアと温かさがある。

 「面白い」とは面の前がパッと明るくなる、開けるということのようだが、本当に面白い。それが、いつまでも残る。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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