信長の二十四時間.jpg
傑作「軍配者シリーズ」の富樫倫太郎さんが、「本能寺の変」に挑む。NHKのTVドラマ「黒田官兵衛」も、ちょうど今、本能寺の変にさしかかっている。


天下統一をめざした信長の暗殺計画。伊賀を焦土作戦で皆殺しにされた百地党の里村紹巴(じょうは)や文吾(石川五右衛門)の復讐。統一後は「諸国の大名から領地を取り上げ、朝廷に返上する」と信長は目論むが、朝廷の太政大臣・近衛前久らは"朝廷乗っ取り"計画と見て、暗殺計画に加わる。統一後に漢の高祖が功臣たちを次々に粛清したことを踏襲することを恐れる徳川家康、そして誰よりも羽柴秀吉。あの有岡城に幽閉された時、嫡男を処刑されようとしたことで、信長への恨みと憎しみをもつ黒田官兵衛。"朝廷乗っ取り"に反対する織田信忠、そして逡巡する明智光秀・・・・・・。


信長への恐怖で、戦々恐々となるなかで、「信長に死んでほしい」と思わぬ者はなかった。しかし、誰がやるか。どう実行するか。主殺しの汚名を他に押しつけたい。息の詰まる"陰謀"のなかで、百地党の里村紹巴が朝廷を巻き込み、さらに秀吉と官兵衛は光秀を犯人に仕立てあげる謀略をめぐらす。


全ては天正十年(1582年)六月二日になだれ込んでいく。 

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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