高齢者を激励@桐ヶ丘団地昨日4日、王子駅の街頭では、政治評論家の森田実氏が応援にかけつけてくださいました。また、雨のなか、多くの方に足を止めていただき、心から感謝申し上げます。今日も全力で走ります。

これからの日本では急速に高齢化が進みますが、私は、高齢者が長寿でいきいきと生活できる「好老社会」「高齢者参画社会」をめざしたいと考えています。

地域や団地を回って高齢の方々と話をすると、「防災」「健康」「生活(年金や住まいなど)」の話が多く聞かれます。最近は「衣・食・住」ではなく「医・職・住」が大事と言われますが、私もそこに重点を置いています。

高齢者の方が心配している「防災」への対応は、防災・減災・老朽化対策に全力で取り組みます。災害弱者の人を地域が連携をとって助け合うことを日頃から行うことが大切で、「共助、公助」に努力していきたいと考えています。

健康と言えば、まず「医」です。高齢者が身近なところで医療や介護・福祉などのサービスを受けられるようにすることが、本当に大事だと思います。そのためには、厚労省を中心に進められている地域包括ケアシステムと、まちづくりとの連携が必要です。

UR団地での街頭演説例えば私が担当するUR団地では、豊四季台団地(千葉県柏市)で新しい取り組みが始まっています。団地内に地域医療連携センターを設置し、医師会や介護部局とも連携して在宅医療を支援する体制が整えられています。さらに私の地元の北区豊島五丁目団地などでも、地域福祉拠点を団地内に設ける取り組みが始まっています。安心して医療や福祉・介護が受けられる体制をつくっていきたいと強く思っています。

生活と言えば「職」と「住」です。私は、定年になっても勤め続けられるよう継続雇用制度を主導して実現した一人ですが、大事なのは高齢者の「職」の確保だと思います。先の豊四季台団地では、高齢者が経験や体力にあったセカンドライフを送れる"生きがい就労"として、農業や保育補助などの仕事を紹介する事業を展開しています。間もなく、団塊の世代のほぼ全員が65歳以上になりますが、65歳以上でもまだまだ働ける元気な高齢者は多く、働くことは生きがいにもつながります。70代でも雇用があり、夫婦で「年金プラス10万円」というような姿をめざしたいと思います。

高齢者を激励する太田そして「住」では、住宅でもまちづくりでも、バリアフリー化をあらゆるところで進めます。また、室温の差によるヒートショックを防ぐためにも、住宅の断熱性を向上するなど高齢者にもやさしい住まいづくりを進めたいと思います。

社会保障費はこれから毎年約1兆円ずつ膨らんでいくことが予想されています。そこで大事なのは財源の確保です。年金資産の運用益は、安倍政権のこの2年間で25兆円以上も大きく伸びました。景気・経済の再生は、社会保障の財源確保にも大きな役割を果たすことになるのです。2025年には団塊の世代が75歳以上になります。"2025年問題"を克服し、高齢者を支える社会を築く備えをするためにも、景気・経済の再生をやり抜くことが必要だと考えます。

高齢者の方が安心して暮らすための「医・職・住」を充実し、「好老社会」「高齢者参画社会」をめざしていくためにしっかり取り組んでいきます。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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