最貧困女子.jpg
働く世代の単身女性の3人に1人が年収114万円未満であり、とくに10~20代女性に貧困が集中しているというデータがある。しかし、女性の貧困といっても、低所得(貧乏)に加えて「三つの無縁(家族の無縁・地域の無縁・制度の無縁)」がオーバーラップし、精神的に困窮して貧困に陥る。それに「三つの障害(精神障害・発達障害・知的障害)」が加わり残酷化する。貧乏女子とは違う。親にも、教育にも、容姿にも恵まれず、幼少期の虐待に始まり、「ゴミ扱い」「逃亡者」としてセックスワークに吸収され、最底辺を彷徨いし続け、固定化される。


鈴木さんは「貧困女子とプア充女子」「貧困女子と最貧困女子の違い」「最貧困少女と売春ワーク」「最貧困女子(少女)を可視化する」「彼女らの求めるもの」などについて、現場を歩き、その苦悩に同苦する。そして、「放置」「無視」どころか、差別や批判の対象となる「残酷な連鎖だけはもう断ち切ってほしい。そう願ってやまない」という。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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